夏は海水浴。
でも、人が空いていて静かで穴場な場所が良い。
出来ればキャンプをしながら、ゆっくりと海水浴が楽しめる所がいい。
それでいて、シャワーなどの施設も充実して、バーベキューなども楽しめれば・・・
そんなわがままなアウトドアファミリーにぴったりな場所を発見。
それが「伊毘海水浴場」「伊毘うずしお村オートキャンプ場」だ。
 
イメージ 1
伊毘海水浴場、伊毘うずしお村オートキャンプ場があるのは淡路島の南部。
徳島との県境、鳴門海峡のすぐそば。
頭上の高速道路を車で走れば、大鳴門橋で渦潮で有名な鳴門海峡を渡り、四国は徳島へとたどり着く。
神戸から1時間ほどでたどり着ける場所とはいえ、近畿では最南端にあたる場所。
海開き直前の6月末でも、休日の海で遊ぶ人の姿はいない。
穴場である。
それでいて、高速を降りて3分ほどで到着できるアクセス抜群の場所である。
海水浴客用に駐車場も76台分用意されている。
駐車料金は1日700円。
 
イメージ 2
海岸のすぐ横がオートキャンプ場になっている。
区画はきちんと区切られており、広々とした芝生のサイトは気持ちよさそうだ。
20区画あり、1サイト4000円、大人300円・子供150円で利用できる。
現地で確認はできなかったが、ホームページにはAC電源付とある。
この値段でこの施設内容なら破格といえる。
 
イメージ 3
キャンプ場と海水浴場の間に立つ建物。
トイレ、洗面所、シャワー、更衣スペース、炊事場、バーベキュースペースが用意されている。
キャンプや海水浴に役立つ施設が集約されている。
海水浴場側には足洗いスペースもあるので、非常に使いやすい。
キャンプサイト側にはゴミ捨て場、冷蔵庫、自販機(アルコールは無かったと思う)がある。
 
イメージ 4イメージ 5
シャワー室と更衣スペース、洗面所は一緒になっている。
海水浴はもちろん、オートキャンプでも使いやすい。
オートキャンプ場でこれだけのシャワースペースがあれば大満足だ。
お湯は温水シャワー2分間で200円。
トイレも水洗で比較的きれいで快適。女性トイレにはオムツ替え台もある。
 
イメージ 6イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
 

屋根の下に炊事スペースがある。
水道は4ヶ所だが、全てシンク台になっている。
まな板で調理ができるスペースが各水道の横にあり、とても使いやすい。
炊事スペースの横はバーベキューサイトになっている。
雨天時でも食事が楽しめる。
ただし、使用は有料。料金等は管理人に要問合せとなっている。
 
イメージ 8イメージ 9
浜辺の護岸された場所には無料の休憩所がある。
海水浴をする際は、この下に陣取ればとても快適に過ごせそうだ。
海開きのシーズンには海の家や売店の営業もあるそうだ。
 
イメージ 10
ビーチはとても広々としていて、開放感満点。
裏はすぐ山にやっていて人工物はほとんどなし。
自然豊かなロケーションでの海水浴はとても気持ちが良い。
 
イメージ 11
海の向こうには、四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋が見える。
立派な吊り橋の下には、世界でも有数な急な潮流が流れており、有名な鳴門の渦潮が発生する。
しかしこのいび海水浴場は波も無く、潮流も入ってこず、とても静かだ。
 
イメージ 12
ビーチの砂浜はとてもきれい。
波も信じられないくらい穏やかで水質も良好。
やや海藻が多い感じはするが、付近はウミホタルも生息する貴重な海域になっている。
小さな子連れの海水浴でも安心な場所だ。
 
イメージ 13
ビーチの隣には漁港があり、民家と数軒の温泉宿が軒を連ねている。
とても静かな港町。
まるで水面も水鏡のように静まり返ったのどかな風景だ。
 
イメージ 14
とにかくこの海は波が静か。
空をそのまま映した海は吸い込まれそうなくらい美しい。
この先何キロかの海で、まるで川のように鳴門の潮流が流れているとはにわかに信じがたい。
 
イメージ 15
港の堤防から振り返る海水浴場とオートキャンプ場。
山と海に囲まれた自然豊かなロケーション。
背後に高速道路が走るが、距離が少しあるので騒音はさほど感じられない。
 
イメージ 16
堤防の外には青々とした海と、緑豊かな小さな無人島も点在している。
この付近でボートで釣り糸を垂らしている太公望もいる。
潮の流れがあるとはいえ、入り組んだ地形に守られた穏やかな海。
泳ぎ着かれたら、のんびりと散策してみるのも楽しい。
 
イメージ 17
港でのんびりとくつろぐ野良猫。
おそらく漁師のおこぼれを頂いている事だろう。
なんとものどかな風景。燦々と照りつける太陽の下でも思わず寝転がって潮風で涼みながら昼寝をしたくなる。
穴場のキャンプ場と海水浴場。
両方が欲張れる静かなアウトドア派の夏の海遊び。
今回は近くの温泉宿に投宿しての「下見」だったが、次はここでそんな夏を満喫してみたい。
 
【伊毘海水浴場・伊毘うずしお村オートキャンプ場】
場所: 兵庫県南あわじ市阿那賀782-24
電話: 0799-37-9040
営業時間: オートキャンプ場 イン12:00 アウト10:00
     バーベキューサイト 12:00~16:00

期間: オートキャンプ場 4/1~10月末
   海水浴 6月下旬~8/31
交通: 神戸淡路鳴門自動車道 淡路島南ICより車で3分
料金: オートキャンプ1サイト4,000円+大人1人300円・子供1人150円
   バーベキューサイト 300円+1人500円
施設: 水洗トイレ、更衣室、洗面所、温水シャワー、足洗い場、冷蔵庫、自販機
駐車場: 76台(1日700円(二輪車200円)/8:00~17:00)

【投稿時最終訪問 2014年6月】
 
この記事は旅のデータベースに掲載されています